名古屋桐たんす

どの伝統工芸士の作品か？や傷、ヤケ等の状態により買取価格の幅があります。
名古屋桐たんすとは？
名古屋桐箪笥は、愛知県名古屋市の春日井地区で作られています。名古屋城が築かれた1610年から始まった伝統工芸です。名古屋の桐箪笥が他の箪笥と異なる点は、幅が20センチほど広いこと、金銀の金具や金箔絵などの豪華な装飾が施されていることがあげられます。また、桐は熱や湿気に強く、虫もつかないので、長く使うことができます。200年前に作られた箪笥が、まだ使われているという話もあるほどです。名古屋桐箪笥は、当初、花嫁衣装の必需品として広まりました。名古屋では、結婚式の引き出物にかなりの金額をかけるのが伝統的でした。そのため、絢爛豪華な名古屋桐箪笥は厳粛な場にふさわしい、ひときわ立派な品物という評判が広まりました。
名古屋桐箪笥の歴史と文化は人々に愛され、1981年には伝統的工芸品に認定されました。