- 出張買取
- 新潟県 新潟市

買取品について
- 買取品目
- 書道具
- 参考買取価格
- 43,500円
※買い取り価格は当日の価格であり、現在においてその価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
※状態や付属品の有無、買い取り方法などによって価格が変動いたします。
今回の買取について
新潟県のお客様より筆、半紙、墨、書道具をメール査定後に買受けました。筆は武林邵芝巌精製 、上海工藝などで新品や未使用品がありました。
書道について
書道での写経の目的は、より多くの方に仏教、経典を広めるためでした。その目的は時代の流れとともに少しずつ変化し、僧侶の精神鍛錬の修行として取り入れられるようになりました。現代においても、写経には心を落ち着ける効果があるといわれ、僧侶のみならず、老若男女多くの方の”趣味”として取り入れられています。
日本には、6世紀頃に仏教が伝えられたといわれています。飛鳥時代には、信仰の厚かった聖徳太子によって、『三経義疏』(さんぎょうぎしょ)が記されました。日本最古の書物とされる『三経義疏』には、手書きの文字が記されていて、この時代には既に書道が行われていたことが分かります。
その後、聖徳太子によって遣唐使や遣隋使が派遣される頃になると、より中国の文化や慣習が広がり、書道も広く認知されるようになりました。
奈良時代に日本の文化の発展を支えた人物として最も有名なのは、聖武天皇で、”奈良の大仏”のある東大寺を建立した人でもあります。聖武天皇は仏教を厚く信仰し、国家事業として写経を行う「写経所」を設立したといわれています。こういった時代の背景、そして仏教を信仰した人物により、書道はますます発展していくこととなりました。